消費者還元事業が始まり、今までキャッシュレス決済に興味がなかった方も、導入しようかと考えていたりするのではないでしょうか。
私も今までQRコード決済を取り入れていませんでしたが、同僚に「やらないと損だよ!!」と言われたのでやってみることに。
あなたもこう思っているのではないでしょうか?(私もですが…)
使っている人が多いのはPayPay、楽天ペイ、LINE PAYの3つです。
(LINEは乗っ取り問題だったり資本の国の関係で少し不安がありますので割愛)
- PayPayと楽天ペイは何が違うのか
- PayPayと楽天ペイの始め方
せっかくある制度ですから、利用しないともったいないです。
簡単に始められますので、ぜひ参考にしてみてください。
- PayPayを使うならヤフーカードを作った方がいい。
- 還元されるまでの期間はPayPayのほうが短い。
- クレジットカードを持っていないならPayPayがいい。
- 楽天ペイは楽天カード以外のカードでもポイントがもらえる。
- スーパーで使いたいならPayPay、ネットショッピングで使いたいなら楽天ペイ
- 楽天のキャンペーンはエントリーが必要な場合が多い。
もくじ
PayPayと楽天ペイ、何が違う?
PayPayと楽天ペイはどちらもQRコード決済ですが、運営している会社が違いますので、サービスにも少しずつ違いがあります。
どう違うのかを比較しながら見ていきましょう!
ポイントの還元率
まず、ポイントの還元率を理解するには、消費者還元事業とは何かを知っておく必要があります。
消費者還元事業というのは、国が進めている
という制度です。
2019年10月~2020年6月の9か月間実施されます。
- 中小事業(個人商店や地方のスーパーなど)は5%
- フランチャイズチェーン店(コンビニや全国チェーンの飲食店など)は2%
この分だけ、お買い物した金額からポイントなどで返ってきます。
どのお店が何パーセントなのかは、こちらの消費者事業のページで確認してみてください。
これにプラスして、カード会社やQRコード決済の会社がポイントをくれるので、うまく利用すればかなりお得にお買い物ができるんですよ!
PayPayの場合
PayPayはPayPay残高からの支払い、もしくはヤフーカードの支払いの場合のみ、お買い物金額の1.5%のPayPayボーナスがもらえます。
ヤフーカード以外のクレジットカードでの支払いの場合は、お買い物をしてもPayPayボーナス(ポイント)はもらえません。
クレジットカードで支払いたい場合は、ヤフーカード以外はPayPayボーナスがもらえないので、ヤフーカードは必須です。
持っていない人は今すぐ作った方がいいですよ!
ヤフーカードで支払えば、PayPayボーナスとカードのポイントがもらえてポイントの2重取りができますのでおすすめです!
さらに2019年10月1日~2019年11月30日まで『まちかどぺイペイ』というキャンペーンをやっています。
消費者還元事業で5%ポイントがもらえるお店でPayPayをつかうと、PayPayが5%のボーナスをくれるというキャンペーンです。
ですので、実質10%還元してもらえることになるんですね!すごくお得です。
(消費者還元事業で2%還元のお店では、通常のPayPayボーナスのみとなります)
ですので、↓の表のような還元率となります。
支払い方法 | 消費者還元事業 | PayPayボーナス | まちかどペイペイ | 合計 |
PayPay残高 ヤフーカード | 5% | 1.5% | 3.5% | 10% |
2% | 1.5% | – | 3.5% | |
その他のカード | 5% | – | – | 5% |
2% | – | – | 2% |
消費者還元事業で5%還元されるお店でPayPayでの支払いに対応しているのであれば、どんどん使わないと損ですね!
ちなみにPayPayボーナスは利用した月の翌月20日にまとめてもらえます。有効期限はありません。
例えば9月に支払った分は10月20日に還元されるということなので、覚えておいてくださいね。
楽天ペイの場合
楽天ペイの還元率は、通常は0.5%(200円で1ポイント)です。
ですが、2019年10月1日~2019年12月2日まではどこで利用しても5%還元されるキャンペーンをしています。
楽天ペイで支払えるお店なら、どこでも5%還元ということです!わかりやすくていいですね。
キャンペーンに参加するには、エントリーが必要なので必ずエントリーしてくださいね!
ただしこのキャンペーンで還元されるポイントは上限3000ポイントで、2020年1月末までの期間限定のポイントです。
ポイントがもらえるのは2019年12月末なので、ポイントの有効期限が切れないように注意してください。
通常のポイント(キャンペーン適用時以外)が還元されるのは、利用した翌々月末で、有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間です。
つまり、9月に使った分のポイントは11月末にもらえるということになります。
ポイントがもらえるまで少し時間がかかりますが、楽天ペイを普段から利用していれば有効期限切れにはなりませんね。
- PayPayも楽天ペイも使えるお店であれば、5%還元のお店ならPayPay、その他は楽天ペイのほうがお得。
- PayPayを使うならヤフーカードを持っている方がいい。
- 還元されるまでの期間はPayPayのほうが短い。
チャージや支払い方法の違い
PayPayも楽天ペイも、お店でアプリのバーコード画面を見せてそれを読み取ってもらうことでお金を払えるのですが、そのお金がどこから支払われるのかはそれぞれ違います。
どのように支払うのかを比較してみますね。
PayPayの場合
PayPayはかなり色々な方法で支払いができます。
- 銀行口座登録
- セブン銀行ATM
- クレジットカード(ヤフーカード以外はポイント還元対象外)
- ソフトバンク・Yモバイルまとめて支払い
- ヤフオクの売り上げ
- ギフトカード
などです。
これだけ色々な支払い方があるので、その人ごとに一番ぴったりな支払い方を選択できます。
クレジットカードをもっていない人でも使いやすいのが特徴です。
楽天ペイの場合
楽天ペイの支払いは
- クレジットカード
- 楽天キャッシュ
の2つです。
PayPayに比べると、支払い方法がかなり少なくなっています。
ですが、どのカードで支払っても楽天ポイントはもらえますので、そこはPayPayよりも便利ですね!(ブランドは全ての楽天カード、Visa、Mastercard)
- PayPayはクレジットカードを持っていなくても使いやすい。
- 楽天ペイは支払い方法は少ないが、楽天カード以外でもポイントがもらえる。
使えるお店の違い
QRコード決済はどこのお店でも使えるわけではありませんし、PayPayも楽天ペイも両方使えるところもあれば、片方しか使えないお店もあります。
それぞれどんなお店で使えるのかにも特徴がありますので見てみましょう!
PayPayの場合
コンビニ
- セイコーマート
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ポプラ
- ミニストップ
- ローソン
- ナチュラルローソン
- ローソンストア100
スーパー(一部)
- イトーヨーカドー
- ベニーマート
- グッデイ
- ハローフーズ
- サミット
- サンプラザ
- SEIYU
- 東急ストア
- ベルク
- ライフ
- リカーマウンテン
など
ドラッグストア(一部)
- ウエルシア
- ハックドラッグ
- マルエドラッグ
- クスリのアオキ
- スギ薬局
- ツルハドラッグ
- ダイコクドラッグ
- ビックドラック
- マツモトキヨシ
飲食店、居酒屋(一部)
- 上島珈琲店
- 牛角
- かっぱ寿司
- サーティワンアイスクリーム
- ファーストキッチン
- 松屋
- 吉野家
- 魚民
- 白木屋
- 目利きの銀次
- 山内農場
- 和民
- 月の庭
家電量販店(一部)
- エディオン
- ケーズデンキ
- Joshin
- グッドウィル
- ビックカメラ
- コジマ
- ソフマップ
- ヤマダ電機
- マツヤデンキ
その他、ここにはまだ書ききれないくらいたくさんのお店がありますので、詳しくはPayPayの公式サイトでご確認ください。
PayPayは街中に使えるお店が多いのが特徴で、特にスーパーは充実しています。
普段の食料品などのお買い物でも使えますから便利ですね(*´∀`*)
楽天ペイの場合
コンビニ
- セイコーマート
- ファミリーマート
- ポプラ
- 生活彩家
- ミニストップ
- ローソン
- ナチュラルローソン
- ローソンストア100
ドラッグストア(一部)
- ウエルシア
- ハックドラッグ
- クスリのアオキ
- スギ薬局
- ツルハドラッグ
- ウォンツ
- アメリカンドラッグ
- ドラッグユタカ
飲食店、居酒屋(一部)
- くら寿司
- スシロー
- ピザーラ
- 松屋
- さかなや道場
- はなの舞
- 魚民
- 白木屋
- 千年の宴
- 目利きの銀次
- 山内農園
- 笑笑
- 和民
家電量販店(一部)
- エディオン
- ケーズデンキ
- Joshin
- ビックカメラ
- コジマ
ネットショッピング(一部)
- BUYMA
- ANAPオンラインショップ
- ベルーナ
- JINSオンラインショップ
- ドミノピザ
- Oisix
- 無印良品
- ドクターシーラボ
- コスメデネット
- 山田養蜂場
- モバゲー
- DMM
- フジテレビオンデマンド
- 漫画王国
- TOHOシネマズ
- ラクマ
- ゴルフドゥ!オンラインショップ
こちらもまだまだ書ききれないくらいたくさんのお店がありますので、公式サイトでチェックしてみてくださいね!
楽天はネットショッピングで使えるお店が多いのが特徴です。
ここに書いてあるのはごく一部なので、ネットで買い物をよくする方や、電子書籍、VODをよく使う方はチェックしておいてくださいね。
- 街中で使えるお店が多いのはPayPay
- 楽天ぺイはネットショッピングに強い
キャンペーンの違い
PayPayも楽天ペイも、定期的にキャンペーンを行っています。
キャンペーンで戻ってくる金額が大きくなったりもしますから、チェックしたほうがいいですよ!
PayPayの場合
PayPayは頻繁にキャンペーンをやっています。
特定のお店を利用したら20%オフとか、抽選ですが1万円分のボーナスがもらえるとか、まとまった金額がもらえるのが特徴です。
エントリーなども必要なく、キャンペーンをやっている間にPayPayで支払いするだけなので簡単です!
今どんなキャンペーンをやっているかは公式サイトでチェックしてくださいね!
楽天ペイの場合
楽天ペイは「初めて使った人に○ポイントプレゼント」とか、「新しく楽天ペイを導入したお店での支払いの○%を還元」などといった、新規の時のキャンペーンが多いです。
あとは新しく楽天関連のサービスを始めるとポイントがもらえたりします。
エントリーが必要なキャンペーンが多く、エントリーをしていないとポイントがもらえないので、そこだけ注意してくださいね。
とりあえず新しいキャンペーンには片っ端からエントリーするといいと思いますよ!
始めるまでの手順
PayPayの始め方
PayPayを始めるのはとても簡単です!
- アプリをインストールする
- 電話番号とパスワード(任意)を入力する
- SMSで届いたコードを入力する
この3ステップで完了します。
詳しい手順はこちらの動画を見るとわかりやすいですよ!!
1分くらいで終わるので、登録しようと思ったらすぐにやってみてくださいね。
楽天ペイの始め方
楽天ペイはPayPayよりも少し手間がかかりますが、それでも簡単にできます。
アプリをインストールする前に
- 楽天の会員登録をする
- 支払いに使うクレジットカードを手元に用意する
これだけを済ませておいてください。
まず楽天ペイのダウンロードをします。
▼アプリを起動し、楽天会員のアカウントでログインします。
▼位置情報の取得や規約に同意をします。
▼電話番号を入力します。
▼SMSまたは音声案内で受信した認証番号を入力します。
▼支払いに使うクレジットカードのセキュリティーコードを入力します。
これで完了です!2~3分もあればできると思いますよ!
PayPayと楽天ペイの比較まとめ
- PayPayを使うならヤフーカードを作った方がいい。
- 還元されるまでの期間はPayPayのほうが短い。
- クレジットカードを持っていないならPayPayがいい。
- 楽天ペイは楽天カード以外のカードでもポイントがもらえる。
- スーパーで使いたいならPayPay、ネットショッピングで使いたいなら楽天ペイ
- 楽天のキャンペーンはエントリーが必要な場合が多い。
無料で使えるので、どちらか片方だけ入れるのではなく、両方ともスマホに入れておいて、お店によって使い分けるのがいいと思いますよ!
せっかくポイントがもらえるのですから、賢く使って少しでもお得にお買い物してくださいね。